連休を利用して、伊勢神宮にお参りしてきた。
神戸からだとJRと近鉄を乗り継いで、3時間ほど。
旅気分を味わうのに、ほどよい距離で、
近鉄特急の中のおばさまグループはとっても楽しそうに
おしゃべりしていた。
「私が家をあけることを(ダンナは)あまり良しとしない」だの、
「どうして日本の英語教育は会話をもっとやらないのかしら」だの、
「犬は毎日同じ時間にお散歩しちゃだめなの」だのだの。。
東京から来る友達と現地集合だった私は、
友達とtwitterでやりとりしつつ、おばさまたちの雑音と
車窓から見える雪景色を楽しんで、あっという間に到着。
鳥羽の温泉旅館に1泊して、翌朝伊勢神宮へ。
久しぶりに会う女友達との会話はつきなくて、
すっかり寝不足のまま、まずは外宮から。
(伊勢神宮は、外宮→内宮の順にお参りするのが習わしだそう)
伊勢神宮のお社は、20年に一度一新される。
御正宮の隣には新御敷地と呼ばれる広場があって、
次の20年はそこに新しい神殿が建つ。
過去1300年もの間、61回にわたり受け継がれてきた伝統。
20年に1度、というのがいいなぁと思った。
技術を保存継承するのに、ちょうど良い間隔。
100年に1度なら、忘れてしまう。
短命の昔だったから20年なのかな、とも思うけど
平均寿命80年を超す現代でも20年間隔を守っている
というのもよいなぁ、と思う。
伝えられたことを、忘れず、きちんと次に伝える。
そうして1300年もの時をこえて、私たちに届けられたものがある。
世界の古代遺跡には、失われた技術がたくさん眠っている。
受け継ぐ、伝える、ということはきっと、
ものすごく強い意志が必要なんじゃないかな、と思った。
外宮お参り後、お昼ご飯に、おはらい横丁の岡田屋さんで伊勢うどんを頂く。
ふわふわで、でもおもちのようで、初めて食べる食感。
すごーーーーく、美味しかった。
そして内宮参拝後、おかげ横丁の赤福本店で休憩し、帰途へ。
この美味しい味も、このさき1000年、ずーっと受け継がれると
いいな。
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